登録販売者の受験を考えている人、受験するために勉強している人達の
「漢方薬や生薬に対しての苦手意識」
「漢方薬なのか生薬なのかそもそもがわからない!」
というような悩みや不安な気持ちの解決策をお届けしていきます
☑本記事のテーマ
漢方薬よりは圧倒的に簡単であるということ
試験ではそれができないので、ある程度の暗記は必要です。
でも結局、それらを完璧に覚えないといけないってことですか??
まぁある程度は覚えないとですね。
でも、完璧じゃなくてもある程度で問題は解けるようになりますよ。
しかも、試験的には生薬は漢方薬とは別の勉強方法で克服できます。
???
生薬ならではのテクニックがあるってことです。
だから、漢方薬よりは圧倒的に簡単です。
前回の第27回 【其の七】3章勉強方法【漢方薬は何を覚えればいいのか?】全部覚えていなくても問題は解ける、解けない問題は…
の記事も併せて見てもらえるとよいと思います。
試験に出題される問題のパターンは何か??
漢方薬、生薬についての問題は、基本的に35問目・36問目で出題されます
しかし、今はそこ以外にも絡めて出題されてることが増えています
生薬でよく出題されるパターンは次のものです
- 回答の選択肢に生薬のことが含まれている問題
- ○○に使われる生薬はどれか聞いてくる問題
- 生薬の名称から、基原や素材を聞いてくる問題
- 基原や素材から、生薬の名称を聞いてくる問題
- 漢方薬による副作用の問題
このパターンの中のどんな問題を間違えているのか?を見極めて必要な対策を取っていきましょう。
ここからは、以前の記事 第26回 【其の六】3章勉強方法【漢方薬・生薬が苦手な人は知ってほしい】苦手相手は10問!
に関連してきます。
では、それぞれ見ていきましょう
回答の選択肢に生薬のことが含まれている問題
こういった問題です
漢方薬にも同様の問題が出題されます
この様に、漢方薬・生薬両方含まれている問題も出題されます
問題によっては生薬のことが分かれば、消去法で答えを導きやすくなります
○○に使われる生薬はどれか聞いてくる問題
この写真は鎮咳去痰薬ですが、解熱鎮痛、眠気、胃腸など様々なところで出題されます
生薬の名称から、基原や素材を聞いてくる問題
○○に使われる生薬はどれか聞いてくる問題、と同じようなことです
基原や素材から、生薬の名称を聞いてくる問題
漢方薬による副作用の問題
前回の漢方薬の記事でもこの問題を副作用の問題で使用しましたが、漢方薬は生薬を組み合わせて出来ています
なので、この問題においては「カンゾウ(甘草)」のことが分かっていれば解きやすくなります
生薬、全てのパターンに「共通」の勉強方法
生薬は「漢字」で勉強するです。
このことで、試験的には生薬は克服できます。
漢方薬も漢字からの連想が出来ますが、生薬は連想だけでなく答えそのものと言っても過言ではないと思います。
生薬は漢方薬とは別の勉強方法で克服できるって言っていたのはこのことですか??
そうです!
このことを抑えておくことで、暗記していなくても解ける問題が増えます!
生薬は「漢字」で勉強することで、どのように問題を解くのか?というと
「主語と述語が自然であるか」ということです
牛の説明をしているんだから、「牛」という漢字が使われた主語がくることが自然だと思います
熊の話をしているんだから、「熊」という漢字が使われた主語がくることが自然だと思います
「クズ(葛)」といえば「カッコン(葛根)」
と言ったような感じで解ける問題が何問も出題されています
葛根の写真にある
- 附子
- 茯苓
- 木通
これらのように、同じ漢字が使われていないものもありますが、
これらは、生薬では超頻出になるので、覚えることはそれほど難しくないと思います
でも、主語と述語は合っているけど、それ以外が違うんじゃないかって思ってしまった場合はどうすればいいんですか?
結局覚えていなければダメなんじゃないですか??
大丈夫です。
生薬の問題では、主語と述語のところ以外を引っかけてくる問題は少ない!!(過去問を見る限り)
漢方薬はいろいろなところで引っかけがありますが、
ここが生薬と漢方薬の差であり、
漢方薬よりは圧倒的に簡単な理由です。
生薬が出題されやすい問題
生薬のことが出題されやすいのは
- 咳
- 心臓
- 毛髪用薬
- 滋養強壮
もちろん、上の写真にあるように様々なところで出題されますが、
これらは他よりは確率が高いです
特に「咳」で出題される生薬の問題は難しい問題が多いです。
そんな問題は、漢方薬のように「諦める気持ち」を持つでも良いですかね…?
僕はそれでいいと思います。
でも、できる限り覚える努力はしてほしいですけどね。
今回も最後までありがとうございました
前回の記事、第27回 【其の七】3章勉強方法【漢方薬は何を覚えればいいのか?】全部覚えていなくても問題は解ける、解けない問題は…
も併せて読んでいただければ、今回の記事と繋ぎやすいのではないかと思います
僕が使っているテキストはこちらです
youtubeでこういった動画もあげているので、是非ご覧ください
その他にも、過去問の解説動画をあげています
勉強は自分で調べて繰り返すことに意味があると思っていますが、
答えだけでなく問題の解き方考え方も分かると思うので良かったらご覧下さい
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