第29回 試験当日までに抑えておきたいこと【凡ミスをしないようにしたい】

alt=悔しい 勉強のやり方・考え方
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登録販売者の試験を控えている人達の
「練習問題や過去問の採点するときには気付けるのに…」
「分かっていたのに…」
というような悩みや不安な気持ちの解決策をお届けしていきます

 

☑本記事のテーマ

凡ミスをなくすためには
自分が問題の作成者だったら?!
たまごさん
たまごさん
この問題分かる!
と思ってもなぜか間違えてしまうことが、試験ではとてもよくあります。
プリンさん
プリンさん

そうなんですよ。。。
知っていることが問題に出たのに、採点すると間違えているってことがよくあります。。。

 

たまごさん
たまごさん

それが1つの章で1,2問くらいあったとしたら
全章を合計すると5点~10点くらいもったいない失点をしていることになりますね。

プリンさん
プリンさん

そう言われましても。。。

たまごさん
たまごさん

そうですよね汗
間違えるつもりで間違えているわけではありませんからね。
でもちょっとした間違いは、ちょっとしたことでカバーできるので
一緒に考えていきましょう!

 

 

試験には難しい問題も出ます
そんなこと覚えていないよ!?と思うような問題が出ます

しかし、そういう問題は少ないです
目に付いてしまうだけです

失点の大きな原因になっているのは、凡ミスです
出題されるかわからない難しい問題に不安がるよりも、
このことをなくすことの方が点数に繋がります

 

この記事で使用している問題は
令和2年度10/22実施【四国ブロック】のものです

youtubeで本記事を解説した動画もあります
その他にも、過去問の解説動画をあげています
勉強は自分で調べて繰り返すことに意味があると思っていますが、
答えだけでなく問題の解き方考え方も分かると思うので良かったらご覧下さい

登録販売者「凡ミスを無くそう!」 前半1.3章 試験直前対策 令和2年度 10/22四国ブロックの問題を使って
登録販売者「凡ミスを無くそう!」後半2.4.5章 試験直前対策 令和2年度 10/22四国ブロックの問題を使って

試験問題は、間違い探し!?

たまごさん
たまごさん

暗記の知識もある程度は必要ですが、文章の中の間違い探しが出来れば試験では正解が出来ます。

 

試験では、間違っていることが正確に説明できなくても良いのです
なんとなくでいいので、「なにか違うよね」が感じることが出来れば良いのです

例えばこの問1

alt=問1

 

aの文章「すべての」とあります
妊娠検査薬や殺虫剤など、人体に取り込まれずに使う医薬品があるのでこの文章は誤っています

この「すべての」に違和感を持てるか
妊娠検査薬や殺虫剤など連想できれば完璧ですが、どちらかだけでもイメージできれば十分です
また、このように言い切るような表現は、試験的には間違っていることが多いです

cの文章「医療用医薬品」ではなく、正しくは「一般用医薬品」です
正解の「一般用医薬品」が思い出せなくても、
「医療用医薬品ではないよね…」と思えることが出来れば良いです

 

 

たまごさん
たまごさん

但し、このことは試験問題を解くときの考え方です
普段の勉強や問題を解くときは、
・なぜ正しくいのか
・何が間違っているのか
・この問題に関連することも調べる

といった丁寧な勉強をしていきましょう。

 

プリンさん
プリンさん

それをやっていけば、なんとなく判断できるようになりますか??

たまごさん
たまごさん

なりますよ!

 

自分が問題作成者だったら!?

たまごさん
たまごさん

皆さんは問題を解く側ですが、
もし、皆さんが問題を作る人だったらどんな問題を作りますか??

 

今まで覚えてきたことをふまえて、問題を作るとしたら
どんなところを引っかけにしますか?
また、どんなことは覚えておいて欲しいと思いますか??

例えばこの問6

alt=問6

 

aの文章、年齢のことは引っかけにしやすいですよね
かつ、ちゃんと覚えておいて欲しいところでもありますよね

bの文章、体の大きさに対しても同様です

cの文章、も未発達であることをふまえれば同様です

dの文章、は喉につかえやすい「幼児」の薬の時は5歳未満です
aの文章の「幼児」と同じだと思わせる引っかけです

 

自分は受験者ではなく、受験者を試す側である という
視点を変えて問題を見ることは試験本番だけでなく、普段の勉強の時にも有効です

 

自分の知識を信用しすぎない

答えられる問題があることは、勉強してきたからこそのことであり素晴らしいことですが、
だからこそ引っかけに引っかかりやすいです

例えばこの問2

alt=問2

 

aの文章、「LD50」や「50%」を覚えていたことで、正しいと判断してしまうと
引っかけの「中毒量」に引っかかってしまいます

 

 

たまごさん
たまごさん

問題作成者は、どうやって間違えさせようか考えて問題を作っています
また、このことは分かっていてほしいよね!ということもふまえて問題を作っています。

 

だから、自分の分かることや覚えていることだけで判断して解いてしまうと、
まさに「凡ミス」になることが多いので、わかる問題こそ疑り深く解きましょう。

 

対策としては

・少しでも疑問が残る問題は、後で確認するために印をつけておく

・「誤っているものを1つ選ぶ」
「正しいものの組み合わせを選ぶ」
という問題は 正しいことが分からなくても、正しくないことが分かれば消去法で答えが出せるので、他の問題よりは解きやすい問題です
自分が分かるところだけで解くのではなく、そのメリットを最大限に生かして答えを導く

 

まとめ

たまごさん
たまごさん

気持ちの話がほとんどでしたが、気持ちを安定させるために
視点を変えて問題と自分に向き合うことがとても大事です。

試験当日は緊張や、周りに人がいることで普段の力が出しにくいことがあります。
そうなると難しくない問題も、なぜか難しく見えてしまいます。

プリンさん
プリンさん

なんかそれわかります。。。
気持ちは大事ですよね。

たまごさん
たまごさん

僕と関わる受験者も、家では出来る問題が集合して模試をやるときは出来ない人が多いです。
採点後、理由を尋ねると「緊張」からの「凡ミス」なんですよね。

 

今回例えで使用した問題は、1章の問題でした
理由は、1章の凡ミスが多くとてももったいないからです
他の章でも凡ミスの可能性はありますが、
1章は凡ミスさえなければ、他の章よりも安定して高得点が取れる章だからです

また、経験から思うに
1章で凡ミスをしない=他の章でも凡ミスをしない
ことに繋がると思っています

 

今回も最後までありがとうございました

僕が使っているテキストはこちらです
今では最新版が発売されているようです

 

youtubeで同様の内容の動画もあります
その他にも、過去問の解説動画をあげています
勉強は自分で調べて繰り返すことに意味があると思っていますが、
答えだけでなく問題の解き方考え方も分かると思うので良かったらご覧下さい

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