第5回 [ちょっとしたことで差がつく]登録販売者合格のためにやった方が良いこと 「過去問のメリットと使い方③」

過去問使い方メリット3 勉強のやり方・考え方
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登録販売者の受験を考えている人、受験のために勉強している人たちの
「成分が覚えられない!」
「難しい!」
「わかってはいるんだけどなかなか気が向かない...」
というような疑問や不安な気持ちの解決策をお届していきます

本記事のテーマ

 

過去問のメリットと使い方

メリット3
傾向がわかれば、対策が出来る
前回は、3つあるメリットのふたつ目「いくつか過去問を解くことで傾向がわかる」をお伝えしました
今回は3つ目です
現場での経験やノウハウをシェアしますね
本ブログの動画もあります
第5回 登録販売者を目指す人へ ③『過去問のメリットと使い方』

傾向がわかれば、対策が出来る

彼を知り己を知れば百戦殆うからず
とうい孫子の戦法・ことわざです

相手を知り、自分自身を知れば、何度戦っても負けることは殆どない
という意味です
逆を言えば、相手を知っているだけではダメでであり、
自分を知っているだけではダメということです

前回の「メリット2いくつか過去問を解くことで、傾向がわかる」はこの為のものです

今回はこのことをふまえて、
過去問の使い方・進め方をシェアしますね

 

彼を知る とは

問題作成側を知るということです

詳しくは前回お話しているので割愛しますが、
作成者は問題を作成するときには、
問題作成の手引きから作成しているということです

つまり、オリジナルで作成している訳ではないということです
出題する順番もほとんど毎年同じです
これは、毎年の過去問を見比べると分かります
結果として問題がパターン化して同じような問題になるということです

そして、この作成者が使っている手引きは
私たちも見ることが出来ます

厚生労働省のHPにあります
また、各都道府県のHPにもその旨がちゃんと書いてあってリンクが貼ってあります

そのため極端な事を言えば、テキストも過去問も不要ということです
手引きの内容を覚えればいいので

でも、それでは時間もかかるし大変だから
手引きから抜粋された過去問をやりましょうということになります

 

これが「彼を知る」というところです

 

己を知る とは

これは自分自身を知るということです

では、自分自身の何を知ればよいのでしょうか
それは、弱点と強みです

弱点とは、試験においては苦手な章であったり、
何度も間違える問題、どうしても暗記できない問題です
また、勉強に対しての気持ちがなかなか向かない・波があるといったこともです

強みとは、得意な章であったり、いつも正解できる問題です
また、勉強に対して集中できる環境が作れるとか、コツコツ積み重ねが得意とかもです

合格することだけを考えれば、このふたつの傾向を対策をすれば
必要以上に勉強をすることが減るので、勉強の効率が上がります

 

これが「己を知る」というところです

よって「彼を知り」「己を知れば」百戦殆うからず
つまり、試験に合格できないことは殆どなくなる
試験には高確率で合格出来る!ということになります

しかし、根本の自分の勉強の質・勉強時間・やる気の問題も当然あります
僕と関わる受験者には、それらのモチベーションを維持してもらうために、
3ヶ月だけ頑張ろう
あなたの事を気にしてるよ・見ているよ
といったことを伝え、意識しています

この根本のところの解決策はちょっと難しいので、
弱点と強みをどう使って対策をすればいいのか
というところをここでは具体的に説明していきます

弱点克服のために

ここでは、「メリット1ーインプットとアウトプット」の記事でお伝えした

  • 点数を記録・記入する
  • 間違えた問題を記録・印を付ける

について説明します

点数を記録・記入する

これは120満点中何点だったか
各章はそれぞれ何点だったか ということです

別の紙に書いてもいいと思いますし、問題用紙に書いてもいいと思います

☑注意点前回と比較できるように書いて下さい

点数を見える化・比較できる化することで、分析が出来ます
これを使って点数の低い章の勉強を強化する=弱点の勉強時間を増やす
また、点数の高い章=強みは勉強時間を減らして、弱点のために時間を使う

間違えた問題を記録・印を付ける

これは間違えた問題がどれなのか、あとでわかるようにします
点数と同じ感じです

☑注意点間違えた問題をまた間違えたら、そのこともちゃんと記録して下さい

間違えた問題を見える化・比較できる化することで、分析が出来ます
これを使って間違えた問題だけをやる・それに関係する事だけをやる
出来る問題は何度もやらない=勉強時間を間違えた問題のために使う

 

これらは、エクセルでまとめてもいいと思います
僕はエクセルでまとめ、受験者全員の見える化・比較できる化をして
弱点に気付いているか、必要のない勉強をしていないかの話をします

 

まとめ

以上が
メリット3 傾向がわかると、対策が出来る
の説明と過去問の使い方でした

押さえておいてほしいポイントは次の通りです

  • 問題作成側を知ると出題する問題が予想でき、
    出題される確率が高い問題に対して対策が出来る
  • 自分を知ることで弱点と強みが自己分析でき、時間を弱点のために使える
    そのための過去問の使い方は
    点数を記録・記入する
    間違えた問題を記録・印を付ける

 

これらを対策として行うことで、高確率で合格出来るという話でした

 

今回で「過去問の使い方とメリット」が終わりました
登録販売者を受験する方の多くが、勉強方法やテキスト選びなどで悩み、
悩みながらもこれだと思った勉強方法でスタートを切ると思います

僕の経験とノウハウには偏りや、当たり前じゃんというところもありますが、
知識の暗記だけをひたすら説明し続けるものではなく、
試験に合格することだけにこだわって考え続け、試行錯誤してきた結果です

登録販売者を受験する想いはそれぞれだと思いますが、
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございました

youtubeで上げているものも見て頂けると、補完が出来るので見てみて下さい

また、この記事での参考図書です
登録販売者に限らず、働くことのためになりました









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