登録販売者受験者だけでなく、あらゆる資格試験のための勉強で悩んでいる人の
「勉強しているんだけど、なかなか覚えられない」
「勉強自体が好きじゃないから、たくさん勉強出来ない」
「忙しくて・疲れちゃって時間作れない」
こういった疑問にお答えします
☑本記事のテーマ
そのうえで、過去問はどのくらいやればよいのか
おススメというお話をしました
今回は、そこから分かる未来についてお話します
現場での経験とノウハウをシェアしますね
AI化した自分なら、未来が見える
AI化とは、自分をルールに当てはめて自分をシステム化するということをお伝えしました
前回の記事がまだの方は、是非読んでみて下さい
これは、決まったパターンで勉強が出来ると、
試験日までにどのくらいの勉強が出来るのかがわかる ということです
例えば、前回の僕の例で話をすると、
僕は20問をワンセットとして勉強していました。
流れは
解く → 採点 → 間違えた・正解だったけど疑問が残る
問題の復習 → 終了
これをやるとかかる時間は、60分~120分
(最初のころは120分以上かかっていましたが…)
これを1日3セットやりました(20問×3セット=60問)
登録販売者の問題は120問なので、
ひとつの過去問1冊やり終えるのに2日かかる事になります。
最初はもっと時間も日数もかかりますが、何回かやっていると似たような問題を多く目にするようになるので大丈夫です。
仮に9/1が試験日だとして
本日6/1から勉強を始めたとして、90日くらい日数があります
2日に1つ過去問を解いていくと、45個の過去問が解けるということです
でも、実際は試験日直前の10日くらいは苦手勉強期間にしているので、
80日くらいが過去問に使うことが出来ます
この逆算から、
- 今から試験日までにどのくらい問題が解けそうか
- やろうと思っている事をするためには、何セットの勉強が必要なのか
という事の未来が見えるから考えられます
そうすると、自分の勉強に無駄が無くなり、効率のよい勉強方法で勉強しようと
自然と「工夫」するようになってきます
なぜなら、限られた時間内で勉強を終わらせようとするからです
それが勉強時間を作るということです
ではこの仮の80日を使って、過去問はどのくらい解いた方が良いのでしょうか
過去問はどのくらいやるのがいいのか
過去問は他の記事でも繰り返し重要性を伝えていますが、
過去問はやればやるほど本番での合格率は上がります
だから数は多いに越したことはありません
簡単に難しいこと言ってくれてるけど、1つか2つくらいを完璧にすれば良くない?
だって本番は過去問から出るんでしょ?
同じのが出た時にちゃんと出来るように完璧にしておいた方がいいじゃない?
そうですね。同じ問題が出た時は完璧な暗記は役立ちます。
しかし、本番の多くは過去問と似たような問題が多く出ます。
「似たような」問題が出るからこそ、完璧な過去問を1つ作るよりも
まぁまぁな過去問を3つ作って、
「似たような」問題に出会う確率を上げる勉強をしておく事の方が合格に繋がりやすいですよ。
完璧じゃなくてもいいの??
完璧じゃなくて大丈夫です。
「狭く深い」知識よりも、「広く浅い」知識の方が合格点は取りやすいです。
登録販売者の試験は、薬の難しそうな知識を聞かれそうなイメージがありますが、深い難しいことは聞かれないので「広く浅く」です。
浅くでいいの?!少し気が楽になります!
じゃあたくさんの問題に触れるためにの計画を考えてみますね!
そうはいっても、見たことあるのに理解が出来ていなかったから分からない…
みたいな「浅すぎる」勉強はしないようにしましょう
僕が会社の社員・従業員に勧めているのは「10個」です
「10個」の理由は、登録販売者試験が10ブロックの試験問題に分かれているからです
つまり、前の年の過去問を全てやってもらっているということです
更に試験前には、受験場所の2年前・3年前も追加して、計「12個」を勉強してもらってます
「10個」って…。 「広く浅く」とは言うけど多すぎない?!
数字だけ聞くとそう思いますよね汗
でも、自分の事を見てくれる人や気にしてくれる人がいると、
10個はさほど大変ではありません。
それに、最初は解くのに時間がかかっても何回かやっていると似たような問題が増えてくるので、勉強するのも楽になってきますよ。
10個の過去問をやったら、どのくらいの時間がかかるの?
僕の例を参考にすると、
20問やるのに最長の120分として、
120問(ひとつの過去問)やるのに720分(12時間)
×10個=7200分(120時間)です。
後半は時間短縮出来ることを考えれば、もっと余裕ですかね。
120時間って思えば大した時間じゃないじゃない!
じゃあ、80日あるなら1日1.5時間くらいの勉強でいいじゃない!!
そうですね!
でも僕は受験者に過去問は1回だけでなく、2回・3回はやるように伝えています。
。。。
記憶の定着には繰り返しが必要なので、1回では不十分です
忘却曲線といわれるものです
しかし、逆を言えば、
1日3時間くらいを3ヶ月弱、計画を立てて、正しく勉強すれば
登録販売者は十分合格出来る!ということです
とは言っても、ひとりで10個は大変だと思います
ネットの情報なんかを見ていても、過去問3つ~5つくらいや
登録販売者合格のために必要な勉強時間は150時間~250時間くらい
の情報を目にすることが多いです
やり方次第で10個はいけますが、自分の勉強ペースに合わせて
少し高めの目標過去問数を設定するといいと思います
まとめ
スケジュールを立てるためには、未来が見えていないと立てられません
- 自分のペースだと、どのくらいの量の勉強が(過去問が)出来そうか
- ○○個の過去問をやるためには、どのくらいのペースでやらなくてはいけないか
このことを考えることで、スケジュールが立てられます
そのベースとして、自分のワンセットの勉強を決めて
一日にそれを何回やるかを考えて、自分をAI化・システム化する
スケジュールを立てると、時間を大事にするので「工夫」するようになる
これが、勉強時間を作るということになる
これを繰り返していると、勉強が歯磨きの様に習慣化され、
やらないと気持ち悪くて寝られない!というようになります
最後に
今回の事で意識して欲しいのは
数字
です
自分のやっている事、やろうとしていることを数字に落とし込んでみる
そうすることで、
- 目標が明確になる
- 目標までにしなくてはいけない量が分かりやすい
- 数字になっているからシステム化しやすい
というメリットがあります
僕は勉強は準備が大事だと思っています
考えすぎて歩き出せないでは困りますが、
自分はどこまで歩いていくのか、どの道を通るのか、どの靴を履いて、何分おきに休憩をとって目的地までいくのか。
そして、目的地まで行って自分が歩んだ道が正しかったか振返る方法を決めておく
最初に手間をかけておくことで、楽に歩けると思っています
最後まで読んで頂きありがとうございます
youtubeでこの記事を補完する動画もあげているので、是非ご覧ください
その他にも、過去問の解説動画をあげています
勉強は自分で調べて繰り返すことに意味があると思っていますが、
答えだけでなく問題の解き方考え方も分かると思うので良かったらご覧下さい
また、この記事での参考図書です
登録販売者に限らず、働くことのためになりました
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